#04_「正社員じゃないとダメ？」と迷った私が選んだ、自由な働き方の選択肢

「正社員で働かないと将来困るんじゃない？」
「派遣や業務委託って逃げじゃないの？」

夜職から派遣にキャリアチェンジしてから、私自身もずっとこの不安と向き合ってきました。

でも、正社員だけが“正解”ではないと気づけたのは自分の軸を持って働く経験を積んだから。

この記事では「働き方の選び方に迷っている人」に向けて、正社員・派遣・業務委託という選択肢を比べながら「自分にとっての最適解」をどう見つけたかをお話しします。

正社員に感じた「安定」と「しんどさ」

夜職から派遣に転職してしばらく経ったころ、
「やっぱり正社員の方がいいのかな？」と迷った時期がありました。

正社員には確かに社会的な信用や、安定という大きなメリットがあります。

安定感の魅力

正社員の魅力は

・社会保険・厚生年金
・収入のベースが固定
・住宅ローンなどの信用

という “安心感” です。

「安定を優先したい」と考える人にとって、正社員という選択肢はとても強いと感じます。

責任の重さと自由度の低さ

でも一方で、正社員だからこそ抱える負担も少なくありません。

・昇進・昇格を目指すプレッシャー
・長時間の残業
・転勤や異動の可能性
・休日の呼び出し

特に夜職で「自由な裁量」で動いていた自分にとっては会社に縛られる感覚が強く、「正社員としての安定＝心の余裕」には繋がらないと感じました。

正社員のメリット・デメリットはあらためて向き合うととても大きいです。
だからこそ「何を重視するか」で選択は変わるんだ、と実感しました。

派遣という選択肢で見えた可能性

派遣という働き方は、「自由度が高い」「スキルを活かしやすい」といった魅力がある一方で、安定面に不安を感じる人もいると思います。

実際に私が派遣を選んで感じたメリットとデメリットを、リアルにお伝えします。

派遣のメリット

派遣のメリットは、自分の希望に合わせて職場を選べる柔軟さです。

・配属先を変えやすい
・スキルアップが早い
・仕事とプライベートのバランスがとりやすい

実際、夜職との掛け持ちをしていた私にとって「残業が少ない」「勤務地を変えやすい」という仕組みはとても大きなメリットでした。

逆に残業（普通残業の場合）は時給単価×1.25倍なので、仕事が沢山あればその分稼ぐことも可能です。

派遣のデメリット

一方で、派遣にはデメリットもあります。

・雇用の不安定さ（派遣は3年未満）
・契約終了の不安
・ボーナスなし

特に1-3ヶ月頻度での契約更新など「雇用が安定しない」ことや「ボーナスがない」ことが不安材料になる人もいると思います。

これらを受け止めながら、自分に合うかどうかを考える必要があると感じました。

結論としては、派遣は「選択肢の一つ」として活用できる働き方だと実感しています。
不安な部分は副業やスキルアップで補うという視点を持つと、より自分らしいキャリアに繋がります。

副業・業務委託で広がる働き方の幅

派遣でスキルを磨きながら、同時に副業や業務委託にも挑戦してみたいと思う人は少なくないはずです。

特に私の場合、派遣で得たスキルを活かして、「夜職」「単発の業務委託」「イベント系の仕事」などを組み合わせて働くことで、収入源を分散させるというメリットがありました。

派遣で得たスキルが活かせる

• PCスキル
• ビジネスマナー
• スケジュール管理
• コミュニケーション力

は、どんな副業や業務委託にも必ず活かせます。

また、「自分でスケジュールを組む力」や「タスクを同時に回す力」も、夜職と掛け持ちしてきた経験の中で鍛えられた強みでした。

収入源の分散という考え方

働き方を一つに決めないことは収入の安定にもつながります。

• 派遣での安定的な収入
• 副業での収入
• 単発の業務委託収入

これらを組み合わせることで「どれかがダメでも他で補える」状態を作れるのは大きな安心材料です。

正社員だけが正解じゃないと気づけたのは、こうした働き方を体験したからこそだと思います。

自分にとっての“最適解”とは？

正社員になれば、社会的な信用や安定、ステータスを得られる部分も確かにあります。
でも、実際にそこを目指すべきかどうか、それが 本当に正解かどうかを決めるのは周りではなく自分自身です。

何を優先するかで選択は変わる

「働き方を考える上で大切にしたいのは、「何を優先したいのか？」という軸になります。

どの項目をどれくらい大事にしたいのかは人によって全く違います。

私は夜職・派遣・副業という働き方を通して、「自分の納得感」を何より大切にしたいと気づきました。

たとえ正社員ではなくても実直に業務に向き合い、相手や会社にしっかり貢献できる行動を積み重ねれば十分に評価されます。

私にとっては、夜職・派遣・副業といった全ての経験が、キャリアを豊かにする選択肢になったと実感しています。

夜職を辞めて派遣での収入だけでも、実際に女性正社員の年収中央値を超える収入を得られています。

だから「正解は一つじゃない」。
どんな雇用形態であっても、自分に納得できる選択をすること。
それが、私にとっての最適解です。

働き方より大切な「貢献力」

雇用形態がどうであれ、求められるのは「どれだけその仕事や会社に貢献できるか」。
きちんと結果を出し、実直に向き合う人は、働き方に縛られず評価される、と感じています。

まとめ｜選ぶのは、自分の価値観

働き方に正解はありません。
「正社員じゃないとダメ？」と悩んだ時こそ、自分がどう生きたいかを考えるチャンス。

派遣・副業・業務委託……
一つの選択肢に縛られないからこそ、未来の可能性は広がります。

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