「イベントコンパニオン」と聞くと、華やかな展示会の女性や、マイクを持つ司会者の姿を思い浮かべるかもしれません。
でも実際には、裏で現場を支えるスタッフこそが、トラブルや急な変更に柔軟に対応するプロフェッショナルです。
この記事では、私が5年間のイベントコンパニオン経験で身につけた、現場対応力・調整力・即興力 が、その後の派遣や副業にも活かされていることをお伝えします。

導入|5年間のイベントコンパニオン時代
なぜイベントコンパニオンを選んだのか
派遣社員として数社を経験した後、より柔軟な働き方やスキルの幅を広げたいと感じていた時期。
「企業に縛られず、さまざまな現場で自分の力を試してみたい」
そんな想いから、私はイベントコンパニオン(通称:イベコン)という働き方を選びました。
「イベコン」は登録型の派遣のため単発で働けて、好きな案件・都合の良い時間を選べる自由さがあり、自分の対応力を試せる現場が魅力でした。
展示会での企業ブースの案内・株主総会・都知事選挙・学会・セミナー等のアテンド…
現場で「臨機応変に対応する力」「目立たず支える姿勢」が磨かれ、
それは後のキャリアにおいて、大きな武器となっていきます。
当時は日々をこなすだけで精一杯でしたが、今振り返ると、この5年間が“裏方としての感覚”を育ててくれた貴重な時期だったと感じます。

イベントコンパニオンって、モデルさんみたいな華やかな仕事だと思ってました…!



実は…「イベコン」って聞くと華やかな印象を持たれるけど、裏方スキルがめちゃくちゃ鍛えられる仕事なんです!
外勤から内勤へ|評価された「即応力」と「調整力」
最初は展示会などでの受付や資料配布がメインでしたが、その場でのトラブル対応や、臨機応変な立ち回りを評価されるように。
次第に、現場の運営管理や進行補助といった“内勤スタッフ”としての業務を任されるようになりました。
現場で求められた力
イベント現場は常に動いています。
マニュアル通りにいかない場面も多く、現場で本当に求められるのは以下のような「即戦力型スキル」でした。
- 指示を待たずに動ける判断力と行動力
- 状況に応じて調整しながら動く柔軟性
- 周囲の人を安心させる丁寧な対応力
マニュアルがあっても、結局は「その場での動き」がすべて。
現場で本当に役立ったのはこの力でした。
広がるキャリアの可能性|PR業務への展開も
イベントコンパニオンとして活動する中で、PR業務チームにも参加する機会があり、PRプランナー兼リサーチライターとしても活動しました。
- 企業資料や記事の編集・校正
- インタビュー記事のライティング
- 調査リサーチのまとめ・報告書作成
など、「現場対応力」と「文章力」を掛け合わせた業務へと、キャリアが広がっていきました。
共通して求められた力|どの現場でも活きる基礎力
振り返れば、夜職・派遣・業務委託など、働く場所が変わっても、求められた力は共通していました。
- 情報を瞬時に整理し、分かりやすく伝える力
- 関係者間の調整を円滑に進める力
- 状況の変化にすばやく対応できる力
これらは今の派遣先や副業にも応用できるストック型スキルです。
まとめ|職歴に一貫性がなくても、価値はある
職歴だけを見れば「寄り道」のように見えるかもしれません。
でも、その寄り道こそが、私のキャリアの土台になっています。
- 「どんな仕事にも成長の種がある」
- 「どんな働き方でも、価値は自分で作れる」
派遣や単発だからといって、経験の価値が劣るわけではありません。
大切なのは、得た経験をどう活かすか。
それが、自分らしいキャリアをつくる鍵になります。



私の経歴もバラバラで不安だったけど、今のままでも前に進んでいいんだって思えました!
次回は「自分のキャリアをどう作っていくか?」
裏方思考を活かしてキャリアを築くヒントを次回の記事で詳しくお届けします👇
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